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みかんの大量消費はカクテルがおすすめ!冬はホットでもおいしい!簡単レシピ5選

Cocktail

どこのスーパーに行っても、フルーツコーナーにみかんを見かける季節になりましたね。

子どもの頃は冬になると祖父が必ずみかん狩りに連れて行ってくれたので、段ボールいっぱいの箱みかんは我が家にとって冬の風物詩でした。今ではそんな機会もなかなかありませんが、実家を出てからは祖父が自宅にも段ボールでみかんを送ってくれるように。相変わらず、我が家の冬にはみかんがあります。

ただ、ちょっと困ってしまうのは、段ボールの大量みかんは思いのほか足が早く、特に底のほうのものから腐っていってしまうこと……。いつも消費が間に合わず、一定数を腐らせてしまうことを心苦しく感じていました。

そこで今回は、大量のみかん(実に40個!)をジューサーを使ってジュースにし、オレンジジュースの代わりとしてカクテルに使ってみることに。みかんはオレンジに比べ酸味が穏やかなのが特徴で、私はむしろ、オレンジジュースで作るよりも好みのものが多かったです。

本記事では、自宅でも簡単に作れる5つのカクテルをレシピと共にご紹介しています。みかんがたくさん手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。

ビタミンCや食物繊維が豊富!みかんの効果・効能や味と香りの特徴

みかんはビタミンCが豊富な果物で、小さなサイズ1個でも1日に必要なビタミンCの半分以上を摂取できます。また、ビタミンA(βクリプトキサンチン)、ビタミンB群、食物繊維、カリウムなども含まれており、免疫力を高めるのに一役買ってくれます。

さらに、「じょうのう」と呼ばれる袋状の部分や白い筋には食物繊維(ペクチン)が豊富で、整腸作用や便秘予防、悪玉コレステロール値の抑制なども期待できます。

みかんの香り成分のほとんどは、リモネンと呼ばれる成分。リモネンには、抗菌作用や免疫力・代謝の促進、抜け毛防止などの効果があります。体温が下がり免疫力も衰えがちな冬にこそ、体調管理の一環として積極的にとりたい果物です。

みかんジュースで作るおすすめカクテル5選

消費しきれない大量のみかんは悪くならないうちにまとめて搾っておき、ジュースにして保存するのがおすすめです。密閉力の高い容器に入れて冷蔵すれば、1週間~10日ほどは保存可能です。搾り置きしておくと日を追うごとに酸味が落ち着いてきますが、酸味が抜けて甘味が増した状態も濃厚でおいしいです。

搾ったジュースはそのまま飲んでももちろんかまいませんが、カクテルとして楽しむのもおすすめ。オレンジジュースの代用として使うのがいいでしょう。オレンジジュースよりも香りや酸味がやさしいため、ホットにしても嫌みのない後口になるのがみかんならではの特徴です。

1.スクリュードライバー

ウォッカをオレンジジュースで割ったカクテル。マドラー代わりに工具のスクリュードライバーでウォッカとオレンジジュースを混ぜたことから、この名が付けられたと言われています。

・ウォッカ……30ml
・みかんジュース……適量

ウォッカ:みかんジュース=1:3くらいの割合がおすすめ。バースプーンやマドラーを使ってウォッカとジュースをしっかりと混ぜてあげるのがおいしく作るポイントです。

2.ハーベイウォールバンガー

スクリュードライバーにイタリアのハーブリキュール「ガリアーノ」を浮かべたカクテル。ガリアーノ由来のシナモンやアニスの香りがふわっと漂い、オレンジやみかんの柑橘フレーバーとよくマッチします。

諸説ありますが、カリフォルニアのサーファー、ハーベイが敗戦の失意を紛らわせるために飲んだカクテルだと言われています。カクテルを飲んだ後、彼が壁を叩きながら千鳥足で帰る姿を見た人々が、「壁叩き(Wallbanger)のハーベイ」と呼んだことから名付けられたのだとか。

・ウォッカ……30ml
・みかんジュース……適量
・ガリアーノ……5ml

ウォッカとみかんジュースの割合はスクリュードライバーと同じ。ウォッカとみかんジュースはしっかりと混ぜる一方で、ガリアーノは混ぜてしまわないのがポイントです。液面に浮かべるようなイメージで、静かに注ぎ入れましょう。

3.オレンジブロッサム

スクリュードライバーのベースをウォッカからジンに変えてショートスタイルにすると、「オレンジブロッサム(「オレンジの花」の意)」というカクテルになります。

オレンジの花は「純潔」という花言葉を持つことから、ウエディングドレスの装飾として使われることもあるそう。同様にこのカクテルも、披露宴のアペリティフ(食前酒)として人気があります。

・ジン……30ml
・みかんジュース……適量

本来はジン40mlとオレンジジュース20mlをシェイクして作るショートカクテルですが、ご自宅で手軽に楽しみたい場合は、スクリュードライバーの要領で作るのが良いでしょう。ジュニパーの香りがよりさっぱりとした味わいと香りを生み出します。

4.ホットガリアーノ

実際にこういった名前のカクテルが存在するわけではないと思うのですが、オレンジジュースにガリアーノを加えて温めたホットカクテルを、以前勤めていたバーでは「ホットガリアーノ」と呼んでいました。酸味が穏やかなみかんジュースで作ると、よりやわらかな口当たりになります。

・ガリアーノ……30ml
・みかんジュース……120ml

ガリアーノとみかんジュースを耐熱カップに入れてレンジで温める、または、手鍋に入れて火にかける。どちらの場合も、沸騰しない程度で引き上げるのがポイントです(グラグラと煮てしまうと、みかんの酸味や香りが飛んでしまいます)。

5.ボッチボール

あんずの種で作られたイタリアのリキュール「アマレット」とオレンジジュースを炭酸で割ったカクテル。アマレットのアーモンドのような香りがアクセントになった、スッキリとした飲み口のカクテルです。

・アマレット……30ml
・みかんジュース……30ml
・プレーンソーダ……適量

アマレットとみかんジュースをグラスに注ぎ、バースプーンやマドラーを使ってしっかりと混ぜます。ソーダを注ぎ入れ、炭酸が抜けないように注意しながら1~2回静かに混ぜれば完成。
液量とソーダの割合は1:1.5くらいになるため、ハイボールなどよりは微炭酸のカクテルになります。

アマレットはオレンジやみかんとの相性が良く、ホットガリアーノのベースをアマレットに変えて作るのもおすすめです。

おいしいみかんジュースを作るコツ

みかんをジュースにする方法はいろいろとありますが、一番おすすめなのはジューサーを使うことです。ジューサーを使う場合の最大の利点は、皮や種なども丸ごとジュースにしてしまえるということ。果物の皮や種、種の周りにはその部分にしかない栄養素があり、ジュースにすることで余すことなく成分を摂取できます。

栄養価が高まるのもまた利点ではあるのですが、ジュース自体の味わいも皮や種を含んだほうが濃く、おいしくなるのです。カクテルという視点から特におすすめなのは、Bar Lapinでも愛用しているクビンスジューサー

どんな果物も丸ごとジュースにすることが可能で、果汁を搾る際の酸化も最小限に抑えられるよう設計されているため、味わい深いジュースを作ることができます。また、フローズン用のストレーナーも付属。ジューサーがあればおうちカクテルの幅は格段に広がりますし、味のクオリティも向上します。

みかんに豊富に含まれる食物繊維は主に、じょうのうと呼ばれるみかんの袋や白い筋の部分に存在します。みかんジュースを作る場合は、外側の皮だけをとにかくザっと剥いて、じょうのうも白い筋も一緒にジューサーにかけましょう。

あらごしみかんのような食感がユニークな仕上がりになります。逆に、口当たりが気になるときは、できたジュースを茶こしで漉せばなめらかな仕上がりに。好みに合わせて整えてみてくださいね。

本記事に登場したリキュール

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